ふゆみヒストリー

ふゆみヒストリー子供編⑧中学校へ進学

おはようございます🌞

講師の熊谷冬美です。

今回は〝中学校での生活〟を書きたいと思います。

O先生のもとで特訓を始めてから2年、私は中学生になりました。私の住んでいた愛知県の東三河エリアには音楽科のある高校は1つしかありませんでしたが、なんと!その1つが、偶然にも徒歩圏内にあったのです。これは私の音楽人生で大きな幸運だったと思います。

その高校は中高一貫校で、私は中学から行くことにしました。私立の中学校だったので受験があり、私はあまり勉強が得意ではなかったのですが、小学校高学年から塾で勉強をして、無事入学することができました。

その学校には音楽科の生徒だけが入れる音楽館という建物があり、その建物にはグランドピアノが完備されたレッスン室がいくつもありました。

中学生でも高校の音楽科の先生から授業を受けることができ、その音楽館でソルフェージュという授業を受けました。

ソルフェージュの授業では、先生の弾く音を聴いて譜面に書いたり、はじめて見る楽譜をその場で歌うという訓練をします。

慣れない場所で少しそわそわしながら、はじめての授業を受けました。学校で専門的に音楽を学ぶのは新鮮で、とても嬉しかった記憶があります。

また、声楽の個人レッスンを受けられる制度があり、私はピアノだけではなく、声楽にもチャレンジしてみることにしました。

歌は大好きでしたが、クラシックの発声は全くの未経験で、最初は全然声が出ず大変でした。

特に高い音になると声が細くなり、なかなか響く声が出ませんでした。

でも、体全体を意識しながらの声楽トレーニングはすごく楽しかったです。深く呼吸をして声を出すってスッキリしますね♫

そしてこの経験が、後に声楽の伴奏をする際、歌手の気持ちを理解するのに役立つことになります。

こうして、ピアノは引き続きO先生のもとで特訓をしながら、中学校で新たな音楽生活がスタートしました。

私の通っていた中学は、音楽以外にも英語や美術、スポーツが盛んで、何かを専門的に極めたい生徒が多く、そういった友人たちと楽しい中学校生活を送りました。

次回 憧れていた高校の音楽科へ入学!高校生活のはじまり

講師 熊谷冬美