おはようございます🌞
講師の熊谷冬美です。
今回はグランドピアノが家に来た日のことを書きたいと思います。
少し前後してしまいますが、O先生にピアノを習う少し前のこと。小学4年生くらいだったかと思います。
ある日小学校から帰ってきたら、大きなグランドピアノが家にありました。母が私がこれまでピアノを弾いている姿を見て、「この子は一生ピアノを続けるだろうから、遅かれ早かれグランドピアノが必要になるだろう」と感じて決断し、買ってくれたのです。ヤマハのC5サイズで、幅140cm、奥行200cmの大きさで大迫力でした。
自分の身体の何倍も大きく存在感のあるグランドピアノに圧倒され、喜びというよりは身が引き締まる想いでした。
「私はこれから一生ピアノを弾いていくんだ...」と子供ながらに覚悟を決めたのを覚えています。
当時はアップライトピアノよりも鍵盤が少し重く感じましたが、弾き慣れるとグランドピアノのほうが鍵盤の戻りが速く弾きやすいことに気づきました。中学高校と進むにつれ曲の難易度が増すと高いテクニックを必要とされ、その鍵盤の戻りの速さが演奏の助けとなってくれました。また、グランドピアノは様々な音色を出すことができ、表現に幅を持たせることができました。結果的にこのタイミングでグランドピアノでの練習を始められたことが、プロへの道へと繋がりました。お母さん、ありがとう!!
このグランドピアノは、大学進学時に東京に運び、今もそのピアノでずっと練習をしています。
くまがいふゆみ音楽教室では、このグランドピアノを使ってレッスンします♫
非常に愛着のあるこのピアノを、是非弾きにきてくださいね✨
次回 中学校入学!
講師 熊谷冬美