おはようございます🌞
講師の熊谷冬美です。
今回は、オペラに関わるピアニストの存在についてお話したいと思います。
声楽の友人たちの伴奏をしながらアンサンブルコースで日々学んでいましたが、そのコースでは歌曲伴奏の勉強が主に行われていました。
歌曲とは、声楽とピアノのために書かれた作品のことです。それに対してオペラは、声楽とオーケストラのために書かれた作品です。また、そこにお芝居が付き、作品によってはバレエなども付きます。
授業では歌曲メインで勉強していましたが、どんな曲でもみてあげるよ、と言われると、私はよくオペラの曲を先生方にみてもらっていました。(歌曲が嫌いだったという訳ではなく、単にオペラを別物と捉えていなかったので、なんでもと言われて持っていっておりました)
先生方は快くレッスンしてくださり、「勉強になるからどんどんやってみて」と、背中を押してくださいました。
そんな中、コレペティートルコースという存在があることを知ります。そのコースでは、オペラを支えるコレペティートルとはどんな存在かを学びながら、実際にオペラ公演を1から作り上げるという授業を行なっていました。
私は、オペラの世界で活躍しているピアニストがコレペティートルと呼ばれていることを知り、その分野に少し興味を持ちはじめました。
ピアノ科の同級生の中に、そのコースで学んでいる子が数名いて、その子達はいつも重たそうに楽譜を持ち歩いていました。
この本です↓
私は、この重たそうな楽譜を全部演奏するという事に衝撃を受けました。そしてなんてカッコいいんだと驚き、尊敬しました。私も、このような本をいくつも持ち歩きながら「今日はこのオペラよ〜」なんて言いながら歩きた〜い!と思いました。
そして私は大学を卒業後、このコレペティートルコースで勉強することを選びます。
今回はここまでです🎵
次回 大学卒業、コレペティートルコースでの勉強開始!
講師 熊谷冬美