おはようございます🌞
講師の熊谷冬美です。
今回は、最近の研究会の様子を書きたいと思います。
会の名前は、グルッポカッパ。そこでは数人の歌手とピアニストが、自分の悩みや周りの人の悩みがどうすれば解決するのか?を考えながら過ごします。先生からレッスンを受ける形式ではなく、全員でディスカッションをして考える場となっています。
今稽古中なのは、オペラ「セビリアの理髪師」。音楽を仕上げつつ、お芝居をつけている段階です。動きがつくと、登場人物が何を考えているのかが客席からよく分かり、物語に入り込んだ気分になります。完成を楽しみに、ワクワクした気持ちで私は稽古に参加しています。
ピアニストは稽古中は伴奏をしています。本番はピアニスト全員でリレー形式で弾いていきますが、練習中はどこが担当になるか分からない!誰が休むか分からない!というわけで、全員全部弾けるように準備しています。
そうなると弾く範囲が多く大変ですが、音楽と登場人物の心情や動きがリンクすると忘れにくく、練習していて楽しいと感じます。皆さんも、もし練習中に疲れた、飽きた、と思ったら、音を正しく弾くことだけに集中せず、この曲はどんな曲なのか自由に想像しながら弾いてみてください。登場人物がいない曲であっても、勝手に主人公を作り上げて物語を作って弾いてOKです。風景でもいいですよ🎶
本番は神楽坂にて来年の4/12.13の二日間行います(後日改めて告知を出します♪)。オペラが初めての方も是非お越しください。なんだか難しそうだわ!と感じる方は、事前にセビリアの理髪師のあらすじを調べてから行くと、より分かりやすいです。本やYouTube等で解説しているものが沢山ありますよ!
今回はここまで✨
講師 熊谷冬美