おはようございます🌞
講師の熊谷冬美です。
12/3(日)に、神楽坂で行われたオペラ《修道女アンジェリカ》とプロローグを聴きに行ってきました。
こちらの公演には、私が所属している「歌手とピアニストのための研究会グルッポカッパ」の仲間が沢山関わっています。団体の名前は"Novanta Quattro"。演出家、歌手、ピアニスト、スタッフ、それぞれの役割で皆様大活躍していました。今回はその公演の感想を書きたいと思います。
今回公演が行われた神楽坂のセッションハウスは、オペラ公演にしては珍しく小さな建物でした。入り口を通ると地下へ続く狭い階段があり、どこに連れて行かれるの?といった雰囲気で、なんだか遊園地のアトラクションに乗る前のようにドキドキしました。ホールに入ると、そこには秘密基地のような空間が広がっていました。
時間になると、公演がはじまりました。歌手の皆様の顔がよく見え、息づかいまで聞こえてくるような距離感でした。オペラを鑑賞しているというよりは、他人の人生を覗き見しているような感じ。舞台の後ろの壁にプロジェクションマッピングで映像が映し出され、それが動くと、更に物語に吸い込まれるような感覚になりました。
歌手の皆様の歌声はとても美しく、それぞれの登場人物の感情がよく伝わってきました。また、登場人物同士の関係性も分かりやすく表現されており、物語を理解しやすかったです。距離が近い分、一人一人の細やかなお芝居がよく見えて、とても楽しかったです。
そうそう、ピアノも物語の世界観を繊細に表現しており、非常にドラマチックで素敵でした✨✨また聴きたい〜👏👏
次回の公演も楽しみです♪
(Novanta Quattro公演の素敵なチラシ↑↑✨)
講師 熊谷冬美