ふゆみヒストリー

ふゆみヒストリー留学編②イタリアへ出発した日🛫

おはようございます🌞

講師の熊谷冬美です。

本日はふゆみヒストリーの更新です。イタリアへ出発した日について書きたいと思います。

イタリアまでは、飛行機で約13時間ほど。移動時間をトータルすると24時間の道のりになります。私は1人で国際線に乗るのははじめて、心細さとこれからはじまる生活への不安でいっぱいでした。機内ではあまり眠れず、備え付けのテトリスのゲームをずっとやっていました。イタリア人の乗務員さんがいらっしゃり、たどたどしいイタリア語で挨拶をしたのを覚えています。

その後、無事飛行機はローマへ到着。そこから国内線でフィレンツェへ向かいます。空港内の看板を見ながら移動し、なんとか出発予定の飛行機の前まで行くことができました。ベンチに座りながら周りを見渡すと、日本人は誰もいません。初めてのその光景に、ワクワクした気持ちと不安な気持ちが入り混じり、なんともいえない複雑な感情と共に出発時間を待ちました。

搭乗時間になり、乗務員さんに入り口でチケットを見せます。すると、突然「ここじゃない」と言われてしまいました😳乗務員さんいわく、急に変更になったそうです。(なんだそりゃあああ)

ジェスチャーであっちだと指をさされ、訳が分からずとりあえず目的地までダッシュしました。幸い近くの搭乗口だったので、すぐに到着することができ、ここでは入り口でのチケットチェックを無事通過することができました。心臓はバクバクしていて、機内の座席の上でホッと一息ついたのを覚えています。

国内線はあっという間にフィレンツェに到着しました。上昇して一杯ドリンクを飲んだら、即降下というような感じ。ゴールであるフィレンツェの空港に着いた時は、とても達成感がありました。

ただ、ここからもまだ旅は続きます。目的地は滞在予定のアパートです。到着は深夜だったので、私は事前に送迎を予約していました。現地のイタリア語教室にお願いしたので、てっきりイタリア語の先生が私用の車でくるイメージを抱いていました。

荷物を持ってゲートを出て、私の名前が書かれた紙を探します。でも誰もいません。歩いて行くと、向こうからスーツにサングラスの若いイタリア人男性が走ってきました。

手には私の名前が書いてある紙を持っています。あまりに想像と違い、私は戸惑ってしまいました。本当に送迎はこの方で合っているのか?と思いましたが、書いてある名前は私で間違いないので、少し不安に思いながらも案内についていきました。

空港を出ると、駐車場にデカいベンツが停まっていました。6人くらい乗れそうなデカさ。私1人のために?とここでも予想外すぎて戸惑いました。

そして乗車後、流れるように車は出発。大きいベンツがすごいスピードで走っていきます。イタリアでは猛スピードで運転するのが普通です。事前に調べていたのでそれを頭で分かってはいましたが、1人ぼっちの寂しさも合間って正直怖かったです。本当に目的地のアパートに連れて行ってもらえるのか不安に思いながら、じっと縮こまって座っていました。

しばらくすると、住宅地に着きました。窓からはGoogleマップで確認していたアパートと同じ外観が見え、私はとてもホッとしました。運転手さんに代金と日本のお土産をお渡しすると、とても喜んでくれて意外とフランクな方だったんだなと感じました。中から大家さんが出てきてくれ、私は無事現地のアパートに到着する事ができました。こうして24時間の大冒険は終了しました✨

今回は少し長めでしたね!読んでいただきありがとうございました♪次回ははじめてのルームシェアについて!

講師 熊谷冬美