おはようございます🌞
講師の熊谷冬美です。
今回は高校の定期演奏会に触れたいと思います。
私の通っていた高校では、1年に1度定期演奏会を行なっていました。私がはじめて出演したのは、高校2年生の時。1年生のころは選抜オーディションに受かることができず出演できませんでしたが、2年生、3年生では出演することが叶いました。
本番ではソロの演奏以外に、クラスメイトの声楽の男の子や、クラリネットの女の子とそれぞれ伴奏で共演することが決まりました。習っていたピアノの先生以外にも、声楽、クラリネットの各先生から伴奏の指導を受け、準備を進めていきました。
その際、伴奏は準備の時間がソロより短く、大変に感じたのを覚えています。ソロはオーディション当日までに弾けていれば良いですが、伴奏は1回目の合わせの時に本番のテンポで弾けていないといけません。その上、弾きながらソリストの演奏を聴いて合わせないといけないので、ある程度余裕をもって弾ける状態に仕上げておく必要がありました。当時そこまで譜読みが早くなかった私は、とても焦ったのを覚えています。
一方で、とても楽しかったことも覚えています。ソロで弾く時よりも音楽の規模が大きく、2人で世界観を作っていくことに大変魅力を感じました。呼吸が揃った時には言葉にできない感動があり、音楽でコミュニケーションをとっていくアンサンブルに、強く惹かれていきました。音楽で人と繋がることに幸せを感じたこの時が、アンサンブルを専門に仕事をしている今に繋がっているのだと思います。
高校の定期演奏会、卒業演奏会では沢山の伴奏経験を積ませていただきました。この思い出を糧に、これからも頑張っていきます♪
次回 大学推薦合格!東京で早めの家探し!
講師 熊谷冬美