おはようございます🌞
講師の熊谷冬美です。
今回は〝大学でアンサンブルを専門に勉強〟したことを書きたいと思います。
国立音楽大学では、大学3年生から専門に学びたいことをさらに深めるために、それぞれコースを選ぶことができます。声楽は歌曲コース、オペラコースなどがあり、ピアノはソリストコース、指導コース、そしてアンサンブルコースなどがありました。
私はそれまでソロの演奏を最重要視してきましたが、教えてくださっていた先生から「これから音楽活動をしていく上でアンサンブル能力は必須」とのことで、アンサンブルコースを強くすすめられました。私は卒業後伴奏の仕事も沢山やりたかったので、先生の勧めを聞いて、アンサンブルコースで学ぶことに決めました。
こうして、大学3年生から普段の授業に加え、コースでの授業が始まりました。
はじめに、クラリネットやヴァイオリンなどの器楽の伴奏か、声楽の伴奏どちらを専門に学ぶか選びます。私は声楽の友人が多かったこともあり、声楽の伴奏を選びました。
授業では、イタリア歌曲、ドイツ歌曲、フランス歌曲、日本歌曲をそれぞれ学び、グループレッスンでは細かくアンサンブルの指導を受けました。
実際に学んでみるととても奥深く、国によってそれぞれ個性があり、非常に面白かったです。私はイタリア語の曲にもっとも興味を持ち、言葉の響きやメロディーに魅了されました。それと同時にイタリア文化にも惹かれていきました。どれか専門に選ぶなら、イタリア語かな?と思い、その頃からイタリア語の勉強をはじめました。
あ〜...イタリア行きたいな〜
今回はここまで♬笑
次回 オペラの世界にいるピアニストの存在
講師 熊谷冬美