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休日にオペラ♪【Novanta Quattro | 天国と地獄〜101年目の浅草オペラ〜】

おはようございます🌞

講師の熊谷冬美です。

本日は休日のお話♪

私が所属していた、歌手とピアニストのための研究会GruppoKappa(グルッポカッパ、略してGK)のメンバーが多数いるオペラカンパニー、Novanta Quattro(ノヴァンタ クアットロ、略してNQ)のオペラ公演へ行ってきました。歌手、指揮者、ピアニスト、音楽スタッフ、制作、そして演出家も、全員若手の超パワフルなオペラカンパニーです。

場所は、町屋のムーブホールで行われました。歌手の皆様の声が生声に近い状態で観客へ届くような感じで、よく響くホールとはまた違った良さがありました。

今回は喜劇、そして浅草オペラというテーマで、前回とは全く違う世界観でした。コミカルな演技や仕掛けが沢山あり、最後まで心から楽しむことができました。

特に印象に残った点は、「日本人がオペラをやって何になるの」とキャストのセリフを通して言われた時です。ドキッとしました。普段自分がオペラを勉強している時も、同じような葛藤があるからです。

その葛藤を乗り換え、オペラ公演を目指すというストーリーだったのですが、終盤の"オペラ"と力強く書かれた旗を振り回しながら歌う歌手の皆様の姿には、強く感動し、勇気をもらいました。

オペラの客数は今後減るだろうと言われており、若い人たちにどうしたら受け入れてもらえるか、は本当に課題だと思います。こんな素晴らしいものがなくなっていいとは思えない、自分に何かできることはないかと考えさせられました。

スカッと爽快で、明るく楽しいオペラ、最高でした!

今から次回公演が楽しみです♪

講師 熊谷冬美